持ち味
あなたの持ち味は?と聞かれても、
自分ではよくわからない。
こうじゃない?と言われてみると、
そうかもしれないと思ったりするけれど、
違うような気もする。
特徴や特色のように明確ではなく、
しみじみと伝わってくる面白みや、
その人らしさといった曖昧なところが、
人間らしくて丁度いい。
気持ちも進む方向も、
きっぱり決まるのは潔いけれど、
途中であれこれ迷うところが、
人間らしくてホッとする。
よくわからなくても歩みを止めず、
あちこち寄り道しているうちに、
自分の持ち味が自然に出てきて、
誰かの言葉で自分のものになる。
<今日のヒント>
誰もが自然に持ち味を醸し出している